お役立ちコラム
【子ども部屋】「広さは?間取りは?何に気をつければ良い?」【子育て家庭の家づくり術】
2025.05.11

住宅購入を考えている人の中には「子どもがいるから/もうすぐ子どもが生まれるから家を建てたい」と、子どもをきっかけに家づくりを考え始めた人も多くいらっしゃいます。
となると当然「子ども部屋はどんなふうに作ればいいの?」とお悩みの方も多いはず。
そこで、今回は【子ども部屋作りのポイント】として、おすすめの【子ども部屋の広さ】【子ども部屋の間取り】、そして筆者が実際に家を建ててみて感じた実体験を交えつつ、子育て家庭におすすめの子ども部屋づくりのポイントをお伝えします!
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記事内容:
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①【子ども部屋の広さ】何畳くらい必要?

子ども部屋作りで最初に考えるのは「子ども部屋の広さは何畳くらいあればいいの?」という【一部屋あたりの広さ】についての問題だと思います。
一般的に、子ども部屋の広さはだいたい【4〜8畳】のものが多く、中でも【5〜6畳程度】が最もポピュラーです。
6畳というと、ベッドに机、そしてタンスなどの収納家具を無理なく置ける広さです。5〜6畳の部屋にプラスで作りつけのクローゼットがあれば、子ども部屋としては十分な広さがあると言えます。
8畳以上の広さがあれば、兄弟二人で使うのにも十分な広さになります。将来的に2部屋に分割して使うことを予定する場合も、8畳以上の広さを確保した方が良いでしょう。
一方で5畳以下の【4〜4.5畳】の子ども部屋も、「コンパクトな子ども部屋」として注目されています。実際、4〜4.5畳+作りつけ収納があれば子ども部屋の広さとしては十分ですし、「勉強はリビング等の共有スペースで行う」「ファミリークローゼットを設ける」などの工夫を加えれば、子ども部屋ひとつあたりの広さはさほど必要ではなくなります。
子ども部屋の広さは「いくつ子ども部屋を作るか」にも大きく左右されるので、それぞれのケースに応じて広さを考える必要があります。
②【子ども部屋の間取り】いくつ作る?どう作る?

一人っ子ではなく兄弟姉妹がいる場合、最初からそれぞれに個室を作る方法と、幼いうちは広めの一室を兄弟・姉妹で共有して使い、後から部屋を2つに分割する方法があります。
【最初は広めの部屋を共有して、後から分ける場合】のメリットとしては、
・部屋の可変性を上げることで将来的にデッドスペースになるリスクを下げる
という点があります。
また、「今は子ども一人だけど、将来的に二人目を迎えるかも…」という人や、「まだ子どもがいなくて、子どもが一人になるか二人になるかわからない…」という人は、8畳以上の広めの部屋を将来的に2つに分けられるように作っておくと、いざ二人目を迎えた時に焦らずにすみます。
デメリットとしては、
・後々分けるときに工事費用がかかる ということと、
工事の際は生活空間に工事業者が出入りし作業することになるため、
・工事期間中に心理的負担がかかる という点があります。
【最初から部屋を分けて作る場合】のメリットとして、後から工事を入れなくて済むので、
・トータルの工事費用が安く済む ことと、
・生活空間に工事が入るという心理的負担がなくなる ことがあげられます。
デメリットとしては、部屋の可変性が少ないと
・将来的にデッドスペースになるリスクが上がる ということがあります。
ただ、あえてデッドスペースになる可能性を受け入れ、最初から子ども部屋を小さ目に設計しておくという考え方もあるので、それぞれの家族に合ったプランを選択することが大切です。
③【子ども部屋作りで気をつけるべきこと】

→【窓の配置:転落のリスクを考えよう!】
子ども部屋を作るときにまず気をつけたいのが【窓の高さと形状】です。
とくに2階以上の高所に子ども部屋が位置する場合は、子どもが窓から誤って転落しないよう、安全性には十分に注意する必要があります。
・小さな子どもがうっかり転落しないよう、ある程度高い位置に窓を設置する
(床から120〜130cm程度)
・子どもが転落しにくい形状の窓にする
(上げ下げ窓・滑り出し窓など開口部の少ないものを選ぶ)
などの対策を取ると良いでしょう。
※ただ、あまり開口部が少ない窓だと風通しが悪くなる恐れがあるので、窓の数や設置する場所に注意する必要があります。実際に家を作る際には、担当の設計士に相談しましょう。
また、子どもが小さいうちは、椅子や、その他子どもが踏み台にしてしまいそうなものは子ども部屋には置かない等の対策も必要です。
子どもは、「昨日まではできなかったことがいつの間にかできている」存在です。
「まさかあんな重いものは動かせないだろう」という大人の予想を軽々と超えて、常に想像の斜め上を行くのが子どもというもの。
子どもの安全に関しては「気をつけすぎるくらいがちょうど良い」という心構えでいきましょう。
ちなみに我が家の子ども部屋は、床から125cmの位置に引き違い窓、140cmの位置に横長の滑り出し窓があります。横長の滑り出し窓の方は、縦幅が小さいのと滑り出し窓で開口部が狭いため転落のリスクは無いのですが、引き違い窓の方は開口部が大きいので、万が一子どもが身を乗り出すと落下のリスクがあります。でも床から高めの位置に窓を設置したので安心…、かと思いきや、現在2歳の我が子、なんと結構重い椅子やダンボール箱でも平気で運べてしまうため、子どもが踏み台にしそうなものは部屋から排除し、窓の鍵にはチャイルドロックを設けてあります。

→【子どもへの気配り:子どもの自主性を尊重しよう!】
子ども本人が、自分の好みが把握できる年齢に達していて「自分の部屋はこんなふうにしたい!」と希望しているなら、その通りにしてあげるのも良いでしょう。
しかし、まだ子どもが小さくて、そうした意思表示ができないのであれば、なるべくシンプルな内装に留めておく方が将来的に子ども本人の好みを反映しやすくなります。「せっかくの子ども部屋だし、ちょっとでも可愛くしたい」という希望を持つ親は多いものですが、子ども部屋の主役は子どもであって、親ではありません。内装が寂しいと感じる場合は、壁紙を可愛くするのではなく、カーテンやベッドカバーなど、取り替えが簡単なもので工夫すると良いですよ。
また、「いつでも子どもを見守っていたい」という想いのあまり、子ども部屋を親の寝室の隣にしたり、バルコニーから部屋の中を覗ける間取りにしてしまうと、子どものプライバシーが守られません。間取りの関係でどうしても親の寝室と子ども部屋が隣になってしまう場合は、壁際に収納を設けて防音性を高めたり、それぞれのベッドをできるだけ隣接した壁から離して設置するなどの工夫を施しましょう。
この点に関しては、自分が子どもだった頃を思い出して「自分の部屋の○○なところがちょっと嫌だったな…」という自分自身の思い出を参考にすると良いかもしれません。
【家づくり・家選びに悩んだら、住宅のプロに相談を!】

「結局、自分たちにとってどんな家が一番良いんだろう?」と悩んだら、家づくりのプロに一度相談してみるのがおすすめです。
ネットでの情報集めはもちろん大事ですが、家づくりの専門家である住宅会社・工務店に相談すれば、実際に家づくりの現場で数多くの住宅を施工してきたプロの視点で、おすすめの間取りや家づくりのポイントを提案してくれます。
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